エロ豆知識 「騎乗位」
騎乗位騎乗位(きじょうい)とは、性交体位の一種。「女性上位」とも言う。
騎乗中の様子に似ているため、この名称が付いている。よって、「騎上位」は誤記である。
男女が向き合う「対面騎乗位」と、女性が男性に背中を向ける「背面騎乗位」がある。
仰向けの男性の上に女性が跨って性器を結合させながら、男性が女性の腰に手を添えて上下前後に動かすか、女性が自らそういった動きを行うことで、性器同士のピストン運動を発生させる。男女の配置上、Gスポットや前立腺に当たりやすい。また、対面座位や背面座位とも連係させやすい。
四十八手では、騎乗位のことを「本茶臼」といい、そのバリエーションには「月見茶臼」「時雨茶臼」「宝船」などがある。なお、「忍び居茶臼」や「帆かけ茶臼」は座位の系統になるので、「茶臼」=「騎乗位」ではない。
ソープランドでは、騎乗位で結合したままペニスを中心に女性が回転することを、「花時計」という。
女性が上になることは、女性の方がイニシアチブを取りやすい体位である、という面もある。
たとえば映画の『氷の微笑』にはヒロインのキャサリン・トラメル(演:シャロン・ストーン)が、男の手をベッドの端に縛り付け、騎乗位で責め立てるシーンがある。このシーンは、彼女の攻撃性や猟奇性をはっきりと印象づける。